· 

地域ディーラーのご紹介(静岡)

 

TETTO CASA SHIZUOKAの母体である株式会社 前島製材所は昭和34年創業以来60年、ずっと材木と共に歩んできました。私たちの地元である「静岡」は、登呂遺跡の杉材にみられるように太古の昔から木材が住宅建築の材料として使用され、江戸時代には駿府城築城に桧や柏など、また浅間神社御用木として桧などが近隣から運ばれ使用されるなど、木材の産地として発展してきました。

 

そんな木に恵まれた静岡県にて私たちは製材所として、木肌や断面を見て「目勘」を働かせ原木と対話してきました。また実際、木を割ってみないとわかならい部分がありますが、匂いを嗅いで判断したり、肩で担いだ時に伝わる感覚で水分量や年輪の具合も判断するぐらいの経験を積んでまいりました。

 

実は私の住まいは当社の敷地内にあり、生まれた時から木に囲まれて育ちました。子供の頃は丸太の上に乗って遊んで怒られたり、学校から帰ると家よりも事務所に戻り、沢山の材木職人たちに遊んでもらうのが日課でした。話は脱線しますが、稔さんにはキャッチボールをしてもらったことが懐かしい思い出です。ちなみに稔さんは現在も製材部に在籍しております。(笑)

 

そんな木に囲まれた環境に育ちましたが、将来の夢は「サッカー選手」その目標に向かって大学卒業までサッカーに明け暮れる生活でした。とは言え、将来は家業を継ぐことになるのかなと子供の頃から考えていたので、大学の専攻は工業です。卒業後、横浜に本社を構える木材・建材の問屋に就職をし、業界のイロハを学びました。自分で言うのも変ですが、当時 営業成績も良く波に乗っている時に、静岡に戻り家業に入りました。

 

これまでに数多くの住宅メーカー、工務店、建築設計事務所から材木屋としてご発注をいただいたり、1973年より住宅の建築部門をスタートし、工務としても数えきれないほどの住まいづくりに携わらせて頂き、多くの経験を積んでまいりました。工務としての経験も多種多様です。数奇屋風、洋風建築、デザイナーズ住宅など、それぞれの住宅のスタイルを実践で身に付け、どんなスタイルの家でも建てられる実力を培ってきました。

 

そして、「今ならお客様のどのような注文でも応えられる」という自信をつけた2011年に私たちは本格的に一般木造住宅の施工事業部として「m’decasa」(エムデカーサ)を立ち上げ、お客様と直接お話をさせて頂きながら建てる、完全自由設計の木造住宅に踏み出しました。とは言え「餅は餅屋」という言葉があるように、多様化するライフスタイルに追従し、それをデザインやプランに反映させるという設計事務所のようには中々いきません。

今回、そのTETTO CASAのコンセプトである建築設計事務所+地元工務店。つまり「餅は餅屋」の発想に強く共感をし、弊社は工務店として(製材所としても)最高のポテンシャルで家づくりに加われる体制を構築すべくTETTO CASA SHIZUOKAの地域ディーラーとして加わりました。

 

TETTO CASAのパートナー建築設計事務所である株式会社アイシーエー・アソシエィツ一級建築士事務所とはこれまでに多くの仕事でご一緒した関係です。一般の普通の家では無いオンリーワンのデザインがとても魅力的で、表面的なことではなく、設計力の違いが「暮らしのスタイル」を劇的に変えていると感じています。設計事務所の仕事ですので、一般よりも格段と難しいことが多いのですが、職人もむしろ張り切って楽しんでやっています。

 

今後、TETTO CASA SHIZUOKAでは、デザイン性もさることながら、天然木や自然材料を多く使った、前島製材所ならではのライフスタイルに寄り添った住まいを提供できるよう頑張ってまいります。

 

TETTO CASA SHIZUOKA 代表

株式会社 前島製材所 専務取締役 前島伸哉