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炎と暮らす。

 

TETTO CASAのパートナー建築設計事務所であります株式会社アイシーエー・アソシエィツ一級建築士事務所(以下icaa)の設計する建物では、かなりの数の暖炉を設置しています。「炎のある暮らし」は、建築設計事務所に家づくりを依頼される方にとっては割とスタンダードな考えではないかと感じています。

 

一言で暖炉とっても、色々なスタイルがあります。まずは、建築的に煙突を設けて炉台を造る、いわゆるサンタクロースが煙突を通してプレゼントを子供たちにもってくる暖炉タイプです。次に薪ストーブです。鋼製と鋳鉄製と大きく分けて二つに分かれます。icaaの完成写真の中で最も多いのが、この薪ストーブです。

 

そして次は、ここ最近人気のあるペレットストーブです。薪ストーブは字の如く、薪を燃料に使う暖炉でありますが、ペレットは木片チップを燃料とするため、その調達は比較的安易で手間もかかりにくいのが特徴です。まるで犬のペットフードが入ったような大きな袋詰めにしてインターネットでも注文できるから燃料に困ることはありません。

 

そして、より簡単に安全に炎を愉しめ、かつデザイン的にラグジュアリーなスタイルの暖炉が、エタノール暖炉であります。エタノール暖炉の素晴らしさは、炎の揺らぐ美しさと、導入が非常に簡単でありコストも安いというメリットがあります。しかし、デメリットも当然あり、まずはバーナー(燃焼部)がタンクと一体となっているので、燃料供給をしようと思うと、一度火を消して燃料(液体)をタンクに入れなければならない点と、熱カロリーが、薪ストーブやペレットストーブと比較すると低いところでしょうか。

 

それぞれのメリット、デメリットを考えながら自分にとっての“炎”を上手くチョイスしてください。

やはり、人間の暮らしの中には炎は不可欠ではないでしょうか。

写真はすべてエタノール暖炉(提供:VECCHIO E NUOVO GIAPPONE)