
注文住宅の場合、家一軒で、とてつもない数の素材や柄、色を決めなければなりません。
外装一つとっても、外壁・屋根・水切り・樋・サッシュや玄関ドア・アプローチのタイルなどがあります。
内部に至っては、それぞれの部屋に対して、床・壁・天井・建具・巾木・照明・コンセント&スイッチカバー、水回りの浴室や洗面所、トイレ、キッチンに関しては、より細かくパーツの組み合わせを決めなければなりません。
そこで大事になってくるのが、「家としてのコンセプト」です。それぞれ単体で好きな素材や柄、色などを選ぶことは当然ではありますが、
トータル的なコーディネートの中で、より材料や色などをセグメントしながらチョイスする過程であります。それぞれ素材は異なっても、色の系統やトーンをある程度まとめるだけで、非常にバランスの良い安定した空間となります。
昔、よく見られた階段の手摺だけを真っ赤にペイントするとか、アクセントカラーの使い方も変化してきました。ヴィヴィッドカラーを避け、今はベースカラーより、少しトーンを落とした(暗め)アクセントカラーが多くなってまいりました。

今でこそ主流となっているのが、アクセントウォールです。リビングの一面だけ色や材料を変えたりします。例えば、タイルや煉瓦を張ったり、モールテックスやポーターズペイントのような塗りむらを楽しむ味わい深い変化のある材料が好まれます。
それ以外の空間では、主寝室のヘットボード側の面をアクセントウォールにしたり、トイレの奥の壁をしたりと、つまり空間にアクセントを付けたい場合にそうします。
あまり浮いたようなぐらいのアクセントではなく、空間に馴染むことがポイントとなります。
TETTO CASAでは設計のみならず、家全体のカラーコーディネートは勿論のこと、家具やカーテン、ブラインドなどのインテリア、またアートなどの装飾品などもトータル的にコーディネート致しますので、クオリティの高い空間創りを目指しております。