Spec
TETTO CASAの家は、デザインの美しさだけではありません。構造計算(許容応力度計算)による安全性を確認し、一本一本の部材 を計算結果に従い決めていきます。それに、いつ何時来るか誰にも予想も出来ない地震の対策として「制震ダンパー」による制震システムを標準工事として導入しております。
構造の強さだけではありません。TETTO CASAの建物は、インテリアもさることながら空気や温度も快適になるよう色々な工夫を取り入れております。少ないエネルギーで家全体の暖房・冷房・空気浄化・除湿・加湿の 6つの機能のある全館空調システム(オプション対応)。そのスペックを最大限に発揮するには、外皮(外壁・床・天井・屋根・窓・ド ア)から逃げる熱損失を抑える計算と、高い断熱性能の部材です。
TETTO CASAはアーキテクトビルダーとして、デザイン・構造・快適性・コストのバランスを常に考え、これからも研究をし続けてまいります。
平成25年(2013年)「改正省エネルギー基準」が段階的に施行され、2020年には適合が義務化となります。今まで以上に断熱に関する性能が重要視され、外皮性能と一次エネルギー消費量を所定の方法で算出し、基準に適合しなければなりません。その大まかな内容は家の外側(壁など)の断熱性能を高めて、省エネ・創エネの住宅設備機器を用い、建物全体でエネルギーを効率的に使用できる住宅を建てなければならない法律です。
TETTO CASAでは2020年の義務 化の前から基準値に満たした省エネルギー住宅の仕様を取り入れております。
※外皮計算とは「外皮平均熱貫流率(UA値)」を算出する計算のことで、建物の各部位(外壁・ 窓・天井・床)から逃げる熱損失を合計し、外皮面積で割って求めます。(外皮とは、熱的境界になる外壁・床・天井・屋根・窓・ドアなどを指します。UA値は熱損失量を外皮面積で除して 求めています。
地震のエネルギーを制振(制震)機構により抑制する技術をTETTO CASAは全ての建物で標準工事としております。
建物の揺れを抑え、構造体の損傷が軽減されるため大規模な地震や繰り返しの地震にもとても有効な制震機構です。
耐震は住宅を建設をする際には必ず行わなければいけない工法です。大規模な地震が来た時に建物の全壊を防ぎ、居住者を圧死させないようにするいわば災害時に人の命を守ることを目的としています。繰り返し発生する地震に対する建物への損壊は考慮されておらず、建物へのダメージを大きく蓄積します。それを補うのが制震システムです。
※TETTO CASA名古屋の「注文住宅適正価格の家」及びTETTO CASA富山の「TETTO CASA LUCE」シリーズは、構造許容応力度計算・外皮計算・制震ダンパーはオプション対応となります。
※オプション工事
住宅の空調設備には、ルームエアコンや床暖房・空気清浄器など、空調のために、部屋ごとや機能ごとに個別に設置するものが大半ですが、全館空調なら、1台で、24時間換気・冷房 暖房・空気清浄・除湿・加湿の6つの機能をご提供できます。1台で6役を果たすことで、家中の空気環境を整えてくれるので、季節や場所に左右されにくく快適です。
TETTO CASAの全館空調システムは、外部フードから取り込んだ外の空気を、ダクト(送風管)を 屋根裏や壁の間に通し、家中に循環させます。途中で、空気中の汚れを取ったり、温度や湿度 を調整したり、後から入ってくる新しい空気と熱交換することで、効率よくキレイな空気で家中を満たすことができます。
TETTO CASAでは、温室効果の大きいフロンガスを使わず、水を使って現場で発泡させる断熱材を使っております。水を含むポリオールとイソシアネートを混合することで発生する炭酸ガスを発泡剤として使用する、人と地球に優しい硬質ウレタンフォーム素材です。
■断熱性:無数の超微細気泡の中に多量の空気を含んでいるため、他の断熱材に比べて優れ た断熱性能を発揮します。
■気密性:住宅の躯体に直接吹付けて発泡させる工法は隙間なく一体化した断熱材構造で、 優れた気密性を発揮します。
■吸音性:柔軟性に富んだウレタンフォームは連続気泡構造で、一般的な独立気泡構造と比較 し、吸音性に優れています。
TETTO CASAでは豊富な内外装品、キッチン、バスや洗面台、トイレなどの設備、また暖炉などの特殊機器もお客様とお打ち合わせを進めながら、一点一点確認をしながら決めてまいります。(写真は参考例)